【小野子三山】雪山初心者におすすめ!12月に行く十二ヶ岳と小野子山の縦走ルート

\ こんな人におすすめ! /

  • 雪山デビューしたいけどまずは登りやすいところから行ってみたい
  • 小野子山に行くならぐるっと周回したい
  • 小野子山の冬山の装備って!?

こんにちは、星を眺める登山好きのスピリチュアルな占い師、LADHANA(ラダナ)です!

ぐんま百名山の小野子山と十二ヶ岳、そして中ノ岳の小野子三山を縦走。

冬山登山に最適な小野子山は標高1,208mで縦走路にある十二ヶ岳の山頂からの眺めは最高

冬山初心者にも登りやすいし、もちろん上級者も満足できる冬の縦走ルートを歩いてきた!!

目次

十二ヶ岳から小野子山へ歩く周回ルート

歩いた日

2018年12月16日(日)

歩いたコース

入道坊主登山者駐車場→十二ヶ岳登山道 入口→十二ヶ岳→中ノ岳→小野子山→十二ヶ岳登山道 入り口

→入道坊主登山者駐車場

コースタイム

  • 私の歩行時間:5時間30分
  • 歩いた距離:7.1km

12月の小野子山 私の冬山装備

\ 気候や状況によって装備は変えてね /

  • ストック
  • チェーンスパイク
  • 冬用手袋
  • ニット帽
  • ネックゲイター
  • 冬山用のウェア
  • スリーシーズン用の靴
  • レインパンツを履きたくないからゲイター
  • あったかい飲み物を入れた直飲みできる水筒

アイゼンを使うような山じゃないけどストックは持って行ったほうがいいかな。

降雪の上を歩くときはストックのキャップは外してね。

軽アイゼンは使わずにモンベルのチェーンスパイクを使ったんだけど、この日は雪道と雪が無い道がミックスされててチェーンスパイクで十分だったよ。

この日の小野子山だったら積雪はそれほどでもないから逆に軽アイゼンだと歩きづらいかったかも。

ごっつい装備だからって快適なわけじゃないから雪山は判断が難しいんだな、これがまた。

もっと積雪があるようなら軽アイゼンとかでもいいかもしれないから、事前に情報は仕入れたほうがいいよね。

靴は雪山用のものは使わなくて、ハイキング用とか軽登山用じゃない、ゴアテックスのアルプスの縦走とかもできるようなしっかり目の3シーズン用の登山靴。

積雪が多い場合は雪山用の登山靴に変えてね。

その場合はチェーンスパイクは装備できないと思うから軽アイゼンとかに変える感じになるかな。

登山口までの道

林道を走って冬季ゲート横の駐車場へ

登山道駐車場までの林道は最初は広めだから走りやすいけど駐車場に近づくにつれてどんどん細くなっていく。

すれ違い用の待機場所はけっこうあるからそんなに心配するような感じでもないかも。

それに登山口駐車場が行き止まりになってるから反対側から来る車の心配はそれほどないかな。

冬季ゲートのあるところまで走って、そこが行き止まりでその横に駐車場があるよ。

トイレは事前に

駐車場にはトイレは無くて、入道坊主登山口に仮設トイレがあったけど使わなかったよ。

仮設だから常設してあるのか分からないし、心配だから駐車場に着く前に済ませておいたほうがいい。

道の駅とかパーキングエリアとか事前に調べておくといいかもね。

入道坊主登山口から十二ヶ岳を目指す

林道を歩いて登山口に向かう

ゲートを通って林道をしばらく歩く。

勾配がきつめの林道だから登山口に行くまでにちょっぴり体力消耗するかも。

T字路に出たら左に曲がって十二ヶ岳登山道入り口へ。

右に行くと西尾根コースに行くんだけどこれはエスケープルートだから初心者の人は行かないようにね!

すっごい急斜面になってて、私は小野子山から下山にこの西尾根コースを使ったことがあるんだけど転げ落ちそうなかなりの急斜面で2度と行きたくない!って思ったから登るのも大変だと思うよ。

チャレンジしたい人は上級者の人が一緒ならいいけどそうじゃないならやめたほうがいいかも。

登山者も多くない山だから一人で行って滑落したら誰にも気づいてもらえないかもしれない。

右側に仮設トイレが設置。

中は覗いてないから使えるかは分かんないな。

私は、登山口の情報に“仮設トイレあり”ってあっても無いものと思って事前に済ませるかな。

緊急の時とか我慢できない時は使うけど、人があんまり入らないような山域の登山口だと使えない可能性もありそうだし撤去されてたら嫌だしね。

登山口の“仮設トイレ”は信用してないんだよね。

樹林帯を歩く

登山口にはまだ雪はないからそのまま登山靴のみでスタート。

登山口から杉の生えた登山道を歩くんだけど何だか薄暗い道なんだよね。

天気も悪くなかったのに何だか暗いから曇ってきたのかって思うけど、晴れてても暗い登山道なの。

薄暗い登山道を歩いてると急に勾配がキツくなるんだけど、これがけっこう続くんだよね。

十二ヶ岳と中ノ岳の分岐まで急勾配が続くから覚悟して登らないとだよ。

分岐まで行けば縦走路に出るから頑張ろう!

見晴らしのいい十二ヶ岳

分岐まで上がってくると降雪あり!

ここではまだチェーンスパイクは履かなかった。

履くほどの積雪じゃなかったし、逆に履いちゃうと雪のないところは歩きにくいからね。

十二ヶ岳の山頂の手前でチェーンスパイクを履いて歩いたんだけど、雪道と雪の無いところのミックスにはチェーンスパイクが一番。

急坂の男坂から登って、十二ヶ岳に登頂して女坂から下ってまたここに戻ってくるよ。

そこから中ノ岳に向かう。

男坂はロープも設置してあってなかなかの勾配だけどチェーンスパイクのおかげで難なく登られるよ。

“男坂”とか”女坂”とかって高尾山とか色んな山でそういう名前がついてたりするんだけど、だいたい男坂が急勾配で女坂はゆるやか。

全てに陰と陽があるように男と女も同じで、常に両極にある。

太陽が強いエリアが男性性で弱いエリアが女性性

方角で言ったら南と東は男性性で北と西は女性性

お金は地の女性性のエネルギーで行動とか情熱は火の男性性のエネルギー

普段の生活では気づかないけど全てが陰と陽で成り立ってて、男性性と女性性も常にあるってことなんだよね。

\ 見晴らしのいい山頂 /

山頂からは雪がたっぷり積もった谷川連邦がくっきり見える。

どこを見ても真っ白に雪が乗った山々が見えて、あぁ季節は冬なんだなって実感する。

\ 武尊山がくっきり /

\ 浅間山も真っ白 /

浅間山に雪が乗って“ガトーショコラ”が完成!

十二ヶ岳の山頂から見る浅間山のガトーショコラは、粉砂糖よりもホワイトチョコがかかってるみたいに真っ白だね。

今回縦走する三山の中でぐるっと展望が開けてるのはこの十二ヶ岳だからゆっくり景色を楽しんだよ。

この日は段々と薄曇りになってきて寒くなってきたからあんまりゆっくりしなかったけど、晴れてる日ならあったかいお茶を飲みながらのんびり過ごしたいな。

それくらい見晴らしがいいから縦走の最後に持ってきてここでランチってのもいいかもね。

中ノ岳と小野子山を縦走

ぐんま百名山に入れてもらえなかった中ノ岳

十二ヶ岳から中ノ岳に行く縦走路は雪も少なくて勾配もそれほどキツくない道。

チェーンスパイクを履いてると歩きにくいから外して歩いたよ。

脱いだり履いたりが楽なのがチェーンスパイクなんだよね。

軽アイゼンはベルトを絞めたりとかがあるから面倒なんだけど、チェーンスパイクはスポッと脱げるから楽ちん。

こういう山とか雪の降り始め、春先はチェーンスパイクを持ってると便利だよ。

\ 中ノ岳山頂に到着! /

標高1,183mの中ノ岳の山頂は看板がないと気づかないくらい、眺望もなくてさみしい山頂。

“小野子山”と“十二ヶ岳”はぐんま百名山なのに“中ノ岳”は入ってないんだよね。

“中ノ岳”とか“中岳”っていう山名はけっこうあるんだけど、だいたいこういう扱い的な山の感じがする。

八ヶ岳の“中岳”は縦走路の稜線上にある山で標高が2,700mあるのに通過点みたいな感じ。

越後三山の“越後駒ヶ岳”“八海山”“中ノ岳”は中ノ岳が最高峰なのに三山の中では知名度が低い。

めちゃくちゃキツイ山だけど。

だから“中ノ岳”とか“中岳”って言ったらだいたい通過点的な山か、縦走路の間にある山かなって想像できちゃう。

全国の“中ノ岳”“中岳”を集めた特集記事とか書いてみようかな。

誰も興味ないか〜。

登り返しがつらい小野子山

中ノ岳から小野子山まではコルがあって、一度160m下ってから、また180mくらい登り返すっていうなかなかキツいルート。

下山は来た道を歩くから、これもまた登り返さなきゃいけない。

小野子三山は雪山初心者にはおすすめだけど、登山初心者にはキツい山かもしれない。

縦走初めてです!っていうならいいと思うけど、ホントの登山初心者なら行きと帰りの登り返しが泣きたくなるかも。

最初にこういう経験すると、『登山はキツい、もうやりたくない。』っていう記憶だけが意識に入っちゃって、“登山”っていうとそのイメージが蘇っちゃうんだよね。

一度つらい経験をして、もしくはそれが何回か続くと経験が意識に入ってしまって、やる前から『また失敗したくない』『またどうせ上手くいかない』っていうふうに先に思考に上がってきて行動できなくなるんだよね。

“失敗の経験”があるって思ってるから行動できないのかもしれないけど、タイミングとか環境、やり方とかで“失敗”したって判断しただけで、次はベストなタイミングとか環境かもしれないし、やり方も経験があるからこそ変えられることだってあるし、とにかく過去の体験からまたそうなるって思い込んでることが行動できない原因でもあるんだよね。

リスクヘッジとしてはあるかもしれないけど、それがまた確実にそうなるのか、ただ過去からの経験で怖がってるだけなのかそこは直感を信じないとだよね。

数秘では“同じことが2度起こる”っていう数字を持ってる人もいて、そういう数字を持ってる人はあり得るから逆にそういう人は意識したほうがいいんだよね。

\ 小野子山三山制覇! /

標高1,208mの小野子山に到着!

十二ヶ岳に比べたら眺望はそれほどでもないから、体が冷えないうちに下山しちゃった。

またコルの登り返しがあるけど、冷えた体を温める下山後の温泉を楽しみにして頑張ればあっという間。

近くには“小野上温泉”があって“ハタの湯”は快適な日帰り温泉施設だし、“旅館きくむら”さんは13時から15時に日帰りも受け付けてたから、気になる人は問い合わせてみてね。

山頂からはエスケープルートの“西尾根コース”を使って下山できるけど激下りだから慎重に判断してね。

冬山シーズンは群馬県の山がおすすめ

群馬県は冬に登るのに登りやすい山がいっぱいあるよ。

近くには子持山とかあるし、日本百名山の赤城山とか。

武尊山は中級者って感じだし、谷川岳になるとレベルがアップする感じかな〜。

初心者の人は必ず冬山経験者と同行するようにね!

群馬って登りやすい山がたくさんあって、晴れの確率が高いからいいんだよね。

雪山って感じじゃなければ、冬の榛名山、水沢山は登りやすいと思う。

夏山しか登らないって人もいるけど、冬山にしかない景色が見られるから挑戦はしてほしいな。

同行者がいたほうがいいからハードルは高いかもしれないけど、だからと言っていきなり近所の雪山に一人で行ったりしないでね!

里山は里山で危険だから、うっすらと雪が積もる、冬も人がたくさん登るような低山なら練習にはいいかもだから情報はたくさん仕入れて判断してみてね。

レベルが上がって難易度の高い雪山に行くと、真っ白な世界と晴れた日のキラキラした雪原はなんとも言えない光景なんだよね。

シーンとしてて静寂の中に包まれるってこんな感じかって、周りに誰もいないとこの世で私一人っきりなんじゃないかって不思議な感覚になるんだよね。

そういう時って孤独は感じなくて、なんだか自分が世界を創る存在みたいな不思議な気持ちになるから、雪山は森も木も雪に隠れちゃうけどすっごくスピリチャルな経験ができるからおすすめ!

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